体験作文を活用した「チーム・リフレクション」のコツ|CULTIBASE Radio|Facilitation #39
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CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio Failitationの39回目では、株式会社MIMIGURIのFacilitator/Art educatorである臼井隆志と同社IのExperience Designer / Reflection Researcherである瀧知惠美が、『体験作文を活用した「チーム・リフレクション」のコツ』をテーマにディスカッションしました。
- 前回は『チームの相互理解を深める「体験作文」の方法とポイント』というテーマで、瀧がリフレクションの方法として用いる「体験作文」の書き方について解説した。今回はその内容を踏まえた上で、体験作文をいかに活用するか、という点に迫っていく。
- 体験作文の方法論では書いた体験作文をチーム内で朗読することが推奨されている。朗読することにより、その人の体験の中にどんな意味があるのか、対話を通じて発見していくプロセスが生じる。経験における重要なポイントを多角的に探索し、意味づけすることが重要なのだと瀧は語る。
- こうしたプロセスは、臼井が専門とする対話型鑑賞にも共通する部分があるという。また、声に出して言葉にすることで、「経験が外に出ていく感覚」を強く持つことによって、多数の感情が重なるような状態を生み出すことができるのではないかと臼井は言う。
- 体験作文を取り入れる際、どのように始めたらよいのだろうか。個人的な体験を話せるほど関係性ができていないチームであれば、仕事の話など、まずは共通する事柄にテーマを限定して話しやすい状況をつくることも重要である。
- 瀧は自身が所属するMIMGIURIでの体験作文を活用したチーム・リフレクションの事例を語りながら、その人の暗黙の癖やわざなどに気がついたり、それがチームに開かれたりすることが、チームに学び合いの関係性を生み出しているという。
「体験作文を活用した「チーム・リフレクション」のコツ」の関連コンテンツ
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▼リフレクション概論:暗黙知を解きほぐす理論と技法
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