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事業ビジョンとメンバーの"キャリア安全性"をいかにつなげるか?|CULTIBASE Radio|Management #99
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CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio マネジメントの99回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「事業ビジョンとメンバーの“キャリア安全性“をいかにつなげるか?」をテーマにディスカッションしました。
- 前回のラジオでは、事業ビジョンにチームの求心力を持たせる設計の勘所について話した。「わかる」状態に至ることはできても、「できる」状態に至るまでには、ギャップが存在する。
- 事業ビジョンには、それを取り巻く人が存在する。たとえ事業ビジョンを理解して納得できても、自分がどんな姿でそのビジョンに関わり続けるのか、イメージを持てないケースも多い。そうならないように、事業ビジョンそのものの変化を物語るとともに、取り巻く人のビジョンも物語っていくことが大切だとミナベは提起する。
- 安斎は、上記は大企業でもよくある話だと言う。一例として、キャリア安全性が高くないと、若手は成長しないと述べるリクルートワークス研究所の発表(https://www.works-i.com/project/youth/solution/detail002.html )を引き合いに出しながら、ミドル層に差し掛かると自身のキャリアに対する不安や会社のビジョンに貢献できていないのではないかという感覚を抱きがちなのだと述べる。
- メンバーのそのようなネガティブな感覚を払拭するには何ができるのだろうか。ミナベは、事業ビジョンが達成されたときの組織図や、生じるポジションを共に描き、事業ビジョンにコミットすればキャリアを一緒に作れる感覚を共有することが重要なのだと言う。
- コミュニティ論では、多様な参加の軌道を確保することが、コミュニケーションや学習を活性化させる上では重要なのだと言われている。魅力的ではない単一のキャリアパスしか用意されていなければ、メンバーの不安も高まることは想像に難くないと安斎。
- 根本的な解決を図るのであればP/Lや事業戦略を人材戦略に落とし込む必要がある。だとすれば、ある程度上のポジションに就かなければ変えることはできないのだろうか。
- ミナベは、安斎の言うようなマクロ戦略も効果的であるとしつつ、もう一つのミクロ的な戦略として、他者のキャリアを深堀し、多様性を見出す方法を紹介する。社内の貢献の仕方やキャリアのつくり方は、きちんと調べると意外と多様なことも多い。キャリア開発方針といったテーマについては社内の人と交流すること自体が少ないので、その機会をまず持つことが大事なのだとミナベは語る。それに対して安斎は、直属の上長と1on1しつつも、社内でインフォーマルに情報を集め、活躍と参加の軌道の方法を知り、短中期的に自分の才能を活かせる方法を見出したり、周囲に語ってみたりすることが重要なのだろうと安斎も補足する。
- マクロで言えば事業戦略と人的資本のポートフォリオ戦略が接続し、評価制度や採用制度に落とし込まれていることが理想ではある。しかし、それがないからといって諦めるのではなく、異なる事業部にも越境しながら交流し、学習を深めていくミクロ戦略も重要である。そのように自身のキャリアと事業ビジョンの二つの視点を往復しながら、組織へのコミットメントが醸成されるまで描き続ける意識を持っておくとよいだろう。
CULTIBASE Radioは、SpotifyやApple podcast、YouTubeなどでも配信中!最新情報を見逃さないよう、ぜひお好きなメディアをフォロー/チャンネル登録してみてください!
【イベント開催のお知らせ】
7/9(土) 10時より、株式会社リクルートの人材・組織開発室の室長を務める堀川拓郎さんをゲストにお招きし、同社が創業以来実践している、「心理学的経営」の考え方について解説いただくイベントを開催します(終了後はアーカイブ動アーカイブ動画がご覧いただけます)。関心のある方はぜひご参加ください。
▼リクルートの「心理学的経営」に学ぶ:個の衝動を活かす組織マネジメントの真髄
https://www.cultibase.jp/events/11141
【関連コンテンツ】
今回の内容と関連するイベントのアーカイブ動画は下記にて公開中です。CULTIBASE Lab会員限定となりますが、現在10日間の無料キャンペーンも実施中です。このコンテンツだけ視聴して退会する形でも大丈夫ですので、関心のある方はぜひこの機会に入会をご検討ください。
▼現代組織におけるマネジメントの役割を捉え直す:マネージャーが向き合う4つの命題が生む矛盾とは?
https://www.cultibase.jp/videos/11028
▼「課長の教科書」を書き換える:新たなパラダイムで現場マネジメントはどうなる?
https://www.cultibase.jp/events/10979
◇ ◇ ◇
人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加え、CULTIBASEを中心的に扱う各領域の専門家をお招きした特別講座など、厳選した学習コンテンツをお届けします。
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CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio マネジメントの99回目では、CULTIBASE編集長であり株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOの安斎勇樹と、同じく株式会社MIMIGURI 代表取締役Co-CEOのミナベトモミが、「事業ビジョンとメンバーの“キャリア安全性“をいかにつなげるか?」をテーマにディスカッションしました。
- 前回のラジオでは、事業ビジョンにチームの求心力を持たせる設計の勘所について話した。「わかる」状態に至ることはできても、「できる」状態に至るまでには、ギャップが存在する。
- 事業ビジョンには、それを取り巻く人が存在する。たとえ事業ビジョンを理解して納得できても、自分がどんな姿でそのビジョンに関わり続けるのか、イメージを持てないケースも多い。そうならないように、事業ビジョンそのものの変化を物語るとともに、取り巻く人のビジョンも物語っていくことが大切だとミナベは提起する。
- 安斎は、上記は大企業でもよくある話だと言う。一例として、キャリア安全性が高くないと、若手は成長しないと述べるリクルートワークス研究所の発表(https://www.works-i.com/project/youth/solution/detail002.html )を引き合いに出しながら、ミドル層に差し掛かると自身のキャリアに対する不安や会社のビジョンに貢献できていないのではないかという感覚を抱きがちなのだと述べる。
- メンバーのそのようなネガティブな感覚を払拭するには何ができるのだろうか。ミナベは、事業ビジョンが達成されたときの組織図や、生じるポジションを共に描き、事業ビジョンにコミットすればキャリアを一緒に作れる感覚を共有することが重要なのだと言う。
- コミュニティ論では、多様な参加の軌道を確保することが、コミュニケーションや学習を活性化させる上では重要なのだと言われている。魅力的ではない単一のキャリアパスしか用意されていなければ、メンバーの不安も高まることは想像に難くないと安斎。
- 根本的な解決を図るのであればP/Lや事業戦略を人材戦略に落とし込む必要がある。だとすれば、ある程度上のポジションに就かなければ変えることはできないのだろうか。
- ミナベは、安斎の言うようなマクロ戦略も効果的であるとしつつ、もう一つのミクロ的な戦略として、他者のキャリアを深堀し、多様性を見出す方法を紹介する。社内の貢献の仕方やキャリアのつくり方は、きちんと調べると意外と多様なことも多い。キャリア開発方針といったテーマについては社内の人と交流すること自体が少ないので、その機会をまず持つことが大事なのだとミナベは語る。それに対して安斎は、直属の上長と1on1しつつも、社内でインフォーマルに情報を集め、活躍と参加の軌道の方法を知り、短中期的に自分の才能を活かせる方法を見出したり、周囲に語ってみたりすることが重要なのだろうと安斎も補足する。
- マクロで言えば事業戦略と人的資本のポートフォリオ戦略が接続し、評価制度や採用制度に落とし込まれていることが理想ではある。しかし、それがないからといって諦めるのではなく、異なる事業部にも越境しながら交流し、学習を深めていくミクロ戦略も重要である。そのように自身のキャリアと事業ビジョンの二つの視点を往復しながら、組織へのコミットメントが醸成されるまで描き続ける意識を持っておくとよいだろう。
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7/9(土) 10時より、株式会社リクルートの人材・組織開発室の室長を務める堀川拓郎さんをゲストにお招きし、同社が創業以来実践している、「心理学的経営」の考え方について解説いただくイベントを開催します(終了後はアーカイブ動アーカイブ動画がご覧いただけます)。関心のある方はぜひご参加ください。
▼リクルートの「心理学的経営」に学ぶ:個の衝動を活かす組織マネジメントの真髄
https://www.cultibase.jp/events/11141
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今回の内容と関連するイベントのアーカイブ動画は下記にて公開中です。CULTIBASE Lab会員限定となりますが、現在10日間の無料キャンペーンも実施中です。このコンテンツだけ視聴して退会する形でも大丈夫ですので、関心のある方はぜひこの機会に入会をご検討ください。
▼現代組織におけるマネジメントの役割を捉え直す:マネージャーが向き合う4つの命題が生む矛盾とは?
https://www.cultibase.jp/videos/11028
▼「課長の教科書」を書き換える:新たなパラダイムで現場マネジメントはどうなる?
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