123.2 第112話【後編】

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「私は上司に報告しました。医者がタレこんだ写真はなかったと。すると数日後、警察はその家に抜き打ちの持ち物検査に入りました。」
「で…。」
「彼女は毅然としてそんな写真はありませんって言い通しました。まさか窓の木枠にそれが入ってるとは警察も思わず、結果はセーフでした。」
「同朋意識があなたの心を動かした結果…ですか。」
「いいえ。そんな高尚な意識は私は持っていません。それまでに私は数々の日本人移民、亡命者を通報し、検挙してきました。その任務遂行能力の高さを買われて私は秘密警察の管理下に置かれたようなものですから。」
「ではなぜその家族だけにそのようなリスクをとった?」
「写真が美しかった…。」
「はい?」
「私にはその家族に思い入れも何もありません。ただ単純純粋に写真が美しかった。それが警察の手に渡ると燃やされる。それは私には耐え難いことだったんです。」
「は、はぁ…。」
「先生もわかるでしょう。理屈抜きに美しいものってこの世に存在するんです。」
「まぁ…。」
「あの写真。また見てみたい…。」
「ちなみにそのご家族のその後は。」
「知りません。」
「そのご家族の名前は。」
「思い出せません…。」
ここで仁川は頭痛を訴えたため、その日の小早川研究所での催眠聴取は終了した。
「さぁ仁川さん、今日は帰りましょう。」
高橋という担当者が仁川にこう声をかけると、彼を担いで車まで運んだ。
「田中、仁川さんお疲れだ。このままマンションまで送ってくれ。」
「わかりました。」
仁川と一緒に後部座席に座った高橋は座席のシートを自分の指でなぞったり、叩いたりした。
ーモールス…。
「オレ オマエノ ミカタ。」
仁川も同様の手法で彼に応えた。
「ダレダ オマエ。」
「タカハシニアラズ。」
「ナマエハ。」
「マダイエナイ。」
「ナンノヨウダ。」
「オフラーナ。」
「ショウコハ。」
「コレカラジコ。」
「ジコ?』
「キヲツケロ。」
気をつけろ。こう彼がモールス信号で伝えた瞬間だった。
運転席に身を乗り出した高橋は、田中を振り切ってハンドルを掴み、それを強制的に右に切った。
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「田中事故死の後、欠員補充なし。山田と高橋の両名が交代で仁川の聴取に臨むことになった…。」
読みかけの報告書を一旦机の上に置いた百目鬼は天を仰いだ。
開かれたそこには取調べ担当官である高橋の情報が写真付きで記載されている。
高橋勇介こと陶晴宗。元警視庁捜査一課課長その人だった。
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