ミュージックステーション（2020-06-22）荒山亮『等待好天』

ミュージックステーション

今週は、台湾の最大の方言、台湾語の男性歌手、荒山亮（リック・ジャン）によるニューアルバムをお送りしたいと思います。

台湾で人形劇、ポテヒが好きな方なら、多少は彼の歌声に対して、親近感を持つのでしょう。1968年生まれのリック・ジャンは、中学の頃から音楽の製作を手掛けはじめ、2000年以降は、台湾最大手のポテヒのテレビドラマ制作会社、ピリにポテヒのドラマ用の音楽を提供し続けて来ました。歌手を雇うお金がなかったため、リック・ジャンは作った歌を自分で歌うことにしましたが、なんと彼の歌は、予想以上に反響を呼び、ポテヒつてで爆発的な人気を得るようになりました。おかげで、リック・ジャンは歌の製作から、正式的に歌手デビューを果たし、これまでにピリ会社に700曲以上の音楽を提供し、彼が歌ったポテヒのテーマソングも、少なくとも40曲以上がありますよ。

リック・ジャンは先月に、3年ぶりのニューアルバム『等待好天（晴れる日を待つ）』をリリースしました。今週は、このニューアルバムをお楽しみいただきましょう。

※6月22日にご紹介した曲：
1. 「等待好天」（晴れる日を待つ）
2. 「離開之後」（貴方から離れた後）
3.　「我若轉來」（僕が帰ったら）
4. 「長歌路遙」（Long Road Home）
5.　「長大」（大人になること）

（編集：曽輿婷／王淑卿）