ミュージックステーション(2020-06-29)黃宇寒Han『有時有日』
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今週は、台湾の二番目に大きいエスニックグループ、客家人の女性シンガーソングライター、黄宇寒(ハン)の歌をお送りしたいと思います。
ハンは、およそ2018年頃から音楽界で活躍し初めて、注目されるようになったのです。ハンは、いくつかの大学の歌唱コンテストで次々と賞を獲得し、人気歌番組『聲林之王(ジャングル・ボイス)』にも、最強の挑戦者として、後に番組で1位をとった選手と対決をしました。同番組の審査員は、ハンの歌声について、「とても印象に残っている、暖かな歌声」と形容しましたよ。
ハンは、台湾の二番目に大きいエスニックグループ、客家人の父親と、中華系インドネシア人の母親を持っています。このような多文化の環境の中で育てられたおかげで、彼女の創作した歌の内容はとても豊かで、母語である客家語の他にも違う言語を取り入れた場合がよくあります。このため、ハンのうたは、「客家語の歌のはずなのに、客家語の歌っぽくない」と、従来の客家語の歌のイメージとは少し違う、「いい意味で予想を覆した」と言われています。
今週は、ハンのファンストアルバム『有時有日(Someday)』をお送りいたします。このアルバムには、彼女の自作曲8曲が収録されていて、1990年代生まれのハンの幼いころ、恋愛観、人生に対する見方などを、すべて歌を通して伝えています。ハンは、このアルバムのタイトル「サムデイ」のように、いつか客家文化の美しさを伝えるようになり、そしてさらなる素晴らしい歌を創作できるようになりたいと、意気込みましたよ。
※6月29日にご紹介した曲:
1.「有時有日」(サムデイ)
2.「給自己」(私へ)
3.「後生歳月」(まだ若かったあの頃)
4.「亻厓兜個生活」(私達の生活)
5.「天光」(夜明け)
(編集:曽輿婷/王淑卿)
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